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32.寝だめって本当にできるものなのか

寝だめは、医学的に正しい?

「寝だめをする」と言う言葉を聞くこともありますね。実は、医学的には証明されていないことなのです。むしろ「寝だめ」ということは、基本的に出来ないものだと思って下さい。

平日の睡眠時間が短いとしても、休日に半日も寝ていたら、逆に疲れてしまったという経験を持っている人も要るのではないでしょうか。寝るのにも体力が要るものなのです。ご高齢の方は、睡眠時間が短いのも、このような理由があるとされています。

高齢者の場合には、脳の働き(セロトニンやメラトニンなどのホルモンの働き)の変化による影響も強く受けていますが。理想的な睡眠時間について検討してみましょう。ご自身の平日の睡眠時間によって、休日の睡眠時間にも変動が出てきますよ。

平日の基本的な睡眠時間の理想

最近、ちまたでは、3時間~4時間程度の睡眠でも、熟睡さえしていれば、人生が変わっていくとでも言うような内容の本が、たくさん出ていますね。

しかし、本当にそうでしょうか。これは、休日(週休2日)が、しっかり休める人には向いているのかも知れません。ここで言う「しっかり休む」は、寝だめのことを表しているのではないので、ご注意下さい。ある統計では、睡眠時間が短いほど、死亡率が上がるという結果も出ていますので、「熟睡するのなら睡眠時間は短くていい」と一概には言えないものだと思います。そして、仮に短く熟睡しても良いとするなら、お昼寝は欠かせないものだと思います。残念ながら、日本にはオフィスなどに環境が整っていませんし、十分な休憩時間もないのが実情です。

平日でも、5~6時間程度の睡眠は取った方が良いのです。残業の毎日で、どうしようもない!と言う方は、仮に平日4時間睡眠でも、休日にはプラス2時間程度の睡眠時間にしましょう。それ以上寝ると逆に疲れは取れません。

休日の睡眠の取り方について

前の項目にも記載しましたが、平日に取っている睡眠時間にプラス2時間の睡眠時間までと上限を設けておきましょう。

寝だめは残念ながら出来ません。寝返りをしても、長時間に渡って、あまり変わらない姿勢を取っていると、疲れてしまうものなのです。「寝過ぎて後悔した、逆に疲れた」という感想を持っている人も少なくはないでしょう。それを、「まだ、睡眠不足で疲れが取れていない」と勘違いしてしまうケースもあります。

休日に長時間寝て、怠いと感じるのであれば、それ以上寝ないで下さい。良質な睡眠は取れませんし、次の週に疲れを持ち越してしまいます。そのような状態では、ストレスも積み重なっていくことでしょう。悪循環に入ってしまいますので、惰眠は断ち切って下さい。前の項目で参考にした統計では短時間睡眠だけではなく、だらだらと10時間以上眠るのも死亡率を上げるそうです。

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